チョコレート美味しいですよね。ショコラティエなんて専門職人がいるくらいお菓子の中でも存在感があります。
チョコレート業界は今でもあつく最近ではルビーチョコレートなんてものもでてきましたね。
日本では冬頃にチョコレートの祭典としてサロンデュショコラが開かれますね。今年は行けなかったので来年は行こうかなと思っています。いつかフランスのサロンデュショコラに行きたいです。
そんなチョコレートの種類といえばビター、ミルク、ホワイトが定番ですよね。でもそれぞれの違いって分かりますか?もちろん味は全然違うのですが、作り方とか生まれとかそれぞれかなり試行錯誤して作られたものなんです。
チョコレートの歴史ってかなり長いので割合しますが、チョコレートの種類、それぞれの違いを紹介します。
ビターチョコレート(ダーク、スイート、ノワール)
呼び名がいっぱいありますね、スイートという名前は主に製菓用のチョコレートで使われていて、ノワールはフランス語で黒という意味です。フランス菓子のお店ではこちらの名前が定着しています。
ビターチョコレートはチョコレートの元となるカカオマス(いわばカカオ分100%のチョコレートです)に砂糖を混ぜたもので、カカオマスが40~60%使用されているものです。
一番ストレートにカカオの香りを楽しめるものになります。最近は高カカオ分のチョコレートが流行っていますね、一時期は高カカオダイエットも流行りました。
カカオ分が高いものは最初は苦みに慣れなかったり口の中が渇いたりしますね、でも慣れるとその苦みが心地よいものになってきます。
あ、チョコレート食べてるなって良質のものを食べているとなりますね。
お菓子の材料で使うチョコレートはビターがほとんどです。ミルクだとどうしても味がぼやけてしまうので。
ミルクチョコレート
私はミルクチョコレートが大好きです。
例え通はビターチョコレート以外食べないとか言われても関係ないです。私はミルクチョコレートが大好きです。
ミルクチョコレートはカカオマスと砂糖以外に全粉乳などの乳原料を加えたものです。
ビターチョコレートより食べやすいのではないでしょうか、子供も食べられます。だからって一概に子供向けとは思われたくないですね。
力強いカカオの風味をミルクがしっかりと受け止めてまとまった優しく穏やかな味わいになります。
ビターチョコレートやホワイトチョコレートと比べて使用する原料が多い分、各成分のバランス配合がとても重要になります。
ビターチョコレートはカカオマスに良いものを使っていればそりゃ美味しくなりますよ、でもミルクチョコレートは他の原料にも気を使わないといけないんです。
だから本当においしいミルクチョコレートに出会えた時は感動ですね、雑多なものが多いので。
良質でないカカオを使って誤魔化すためにミルクを加えてミルクチョコレートにするものが多いのも事実です。
でも、ミルクチョコレートが美味しいところってそれだけ細かいところに気を配れるっていうか、それだけでまず外れがないんですよね
ボンボンショコラもビターだけじゃなくてビターにはビターに合った組み合わせをミルクにはミルクに合った組み合わせを取り入れているところに好感がもてます。
ミルクチョコレートとプラリネの組み合わせとか最強ですね
ホワイトチョコレート
優しい甘さが魅力ですよね
ホワイトチョコレートはカカオマス中の油脂分、ココアバターに砂糖と乳原料を混ぜたものです。
ビターチョコレートやミルクチョコレートと違いカカオマスは入っていません、なので白色なんです。ココアバターも砂糖も乳原料も白色なのでそれらを混ぜ合わせたホワイトチョコレートは白くなります。
ココアバターもカカオマスと同じくカカオ豆からできているのでカカオマスが入っていなくてもチョコレートになります。
ココアバター自体に香りやカカオの苦みはないのでミルクの風味とチョコレートのくちどけを楽しむチョコレートですかね。
ホワイトチョコレートは使用される乳原料によって味が異なってきます。濃厚でコクのあるものや爽やかな甘みのものなど
美味しくないものは嫌な油の味というか食べたことは無いのですが蝋っぽいというか
よくイチゴ味のチョコレートとかバナナ味のチョコレートとか売っていますが、あれはホワイトチョコレートに色素を入れて香料で香りづけしたものです。
そういう他の味を表現したいときにカカオの風味のしないホワイトチョコレートは最適です。
ブロンドチョコレート
第4のチョコレートとしてルビーチョコレートよりも先に出回っていました。でも、認知度はルビーチョコレートの方が上ですね
原料はホワイトチョコレートと一緒です。でも味は全然違います。ホワイトチョコレートにある工程を加えてブロンドチョコレートは作られます。
ブロンドチョコレートを開発したのがフランスの老舗チョコレートメーカー「ヴァローナ」です。
焙炉(ほいろ)という保温するでっかい棚みたいなのがあるんですが、その中にホワイトチョコレートを入れっぱなしにしていたところホワイトチョコレートがブロンド色に変わっていたことからヒントを得て作られたんだそうです。
味はホワイトチョコレートのコクに香ばしさが加わりビスケットみたいな味がします。小さいころ食べたクッキーみたいな懐かしい味です。
ケーキ屋さんでもプティガトーにブロンドチョコレートをメインに使った商品が並んでいたりします。
でもこのチョコレート組み合わせが難しいんですよね、下手に使うとくどくなってしまいます。
一時期ブロンドチョコレートにはまって色々なケーキ屋さんのブロンドチョコレートを使ったケーキをあさっていました。
私はレモンとの組み合わせが好きです、トロピカルフルーツと合わせたものも美味しかったです。
ブロンドチョコレートはヴァローナでの商品名は「ドゥルセ」です。もしドゥルセという名前のケーキがあったらブロンドチョコレートを使っていて間違いないと思うので是非食べてみてください。
ルビーチョコレート
テレビなどで凄い取り上げられたので知っている方は多いのではないでしょうか。
第4のチョコレートとして出てきたピンク色のチョコレートです。
ルビーカカオというカカオの品種から作られます。ルビーカカオの中にある成分により色素を使わずに鮮やかなピンク色がでて香料を使わなくてもベリーのようなフルーティーな味がします。
今どのお店もこぞってルビーチョコレートを使った製品を作っていますよね。凄い押されてるなって思います。
世紀の発見だとは思います。でも特別美味しいとは思わないですね、まだ発展途上なんじゃないでしょうか。
でもベリー系の味が最初からするので組み合わせが限られてきちゃうのかなとも思います。
イチゴ味のホワイトチョコレートをルビーチョコレートですって言われて出されても気づかない人多そうなくらい似たような味がするのもなんかなぁ
これからに期待ですかね。
まとめ
チョコレートの種類全部で5種類紹介しました。
何か気になるものやこれを機に普段食べないチョコレートを食べたり、全種類食べ比べるのもいいですね。
チョコレートは追及するとどんどんはまっていく、限りなく広く深い世界ですね。底なし沼みたいで怖いですね。
大事なことなのでもう一度書きますが、私はミルクチョコレートが大好きです。
是非お気に入りのチョコレート見つけてみてくださいね。
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