お菓子作りで最低限揃えた方がいい7つの道具

お菓子の基礎知識




お菓子作りに使う道具は料理の道具と少し違ってくるので始める際にはある程度の道具を揃えないと作れないです。

でも、お菓子作りで使う道具っていっぱいあってどれから買えばいいのか悩むこともあるのではないでしょうか

道具一つ一つ高価なものも多いです。なるべく失敗はしたくないですよね。

まず、最初に揃えてほしい道具を7つ紹介します。この7つの道具があればしばらくは困ることなくお菓子作りができますよ。

秤(はかり)

これがないと始められません。

お菓子作りは材料の計量が大事です。料理みたいに途中で違うものを加えたりすることが出来ません。

小麦粉だったりバターだったりそれぞれの役割があります。量が変わってしまうとその役割が崩壊してしまい硬くなったり膨らまなかったりと失敗の元になってしまいます。

なので秤は絶対に必要な道具です。秤はスーパーとか割と色々なところで売っているので入手しやすいと思います。

秤はフランス語で「バラーンス」と言います。私が働いていたところでは道具は全てフランス語で言っていたので将来ケーキ屋さんで働きたい人は道具のフランス語名も覚えておいて損はないですよ。

私が働き始めたころは道具のフランス語名を覚えていなくて大変な目にあいました。道具の名前なんていちいち教えてくれないので自分で覚えましょう。

ホイッパー

フランス語では「フウェ」です。発音しづらいですよね日本だったら「フエ」で通じます大丈夫です。

お菓子作りといえばコレというくらい代表的なものですよね材料に空気を含ませながら混ぜるときに使います。生クリームを泡立てたりバターに空気を含ませたり

空気を含ませて混ぜるのはスプーンとかヘラとか他の道具では難しく代用することは出来ないのでホイッパーも最初に揃える道具になります。

ホイッパーを選ぶときは柄の部分に水が溜まらない構造のものがおすすめです。

水が溜まるものだと使っているときに柄から水が出て作っている最中のものに入ってしまう恐れがあるからです。

洗ってすぐまた使いたい場面などではかなり面倒くさいので

ゴムベラ

フランス語では「スパテュル・アン・カウチュゥ」です長いので「スパテュル」と省略して言ってましたね

スパテュルでヘラ、カウチュゥでゴムという意味です。

材料を切るように混ぜるときや別の器に入れる際に材料の分量がずれないようにゴムベラでかき集めて全部入れたりするのに使います。

ゴムベラは硬いものだとかき集めるときに上手く使えないので程よくしなって尚且つ耐熱性のものがおすすめです。これが結構見つからないので買うときは慎重に選んでください、変なのを買うと使いづらさにかなり後悔するので。

あと一か所尖っている部分があると角なども混ぜられるのでもっといいです。

耐熱性にしておけば熱いものを混ぜたりするのにも使えて便利です。例えばカスタードクリームを炊くときなどです。

オーブン

大物で高価です。でもお菓子作りをするのならオーブンは必要です、作れるものの幅がグッと広がります。

フランス語では「フール」と言います。

電子レンジの機能と一緒になったオーブンレンジなんかもあります。ご家庭だったらこれが一番多いと思います。

おすすめは回転しないものです。つまりターンテーブルオーブンはNGです。回転して動くとまだ焼けてない生地がこぼれたり偏ったりする恐れがあります。型によっては回転しちゃって入らないものもあります。

お菓子作りをよくするという人には一気に大量に作れる2段で30L以上で温度が300度以上出るものがオススメです。

粉ふるい、ストレーナー

フランス語では「タミ」と言います。

お菓子を作る際小麦粉はそのまま使わずに粉ふるいを使ってふるわないといけません。ふるわないと小麦粉のダマが出来て口当たりが悪くなってしまいます。また粉が上手く混ざらず生地を余計に混ぜてしまいダメにしてしまいます。

ふるいは粉ふるい以外だとシノワという液状のものを漉すのに使われる円錐状のものもあります。

でも最初は粉ふるいで大丈夫です。粉ふるいは裏漉し器としても使えます。

ボウル

ボウルはフランス語で「バスィーヌ」と言います。でもボウルはそのままボウルって言ってましたね。

ボウルは主に銅製、ガラス製、ステンレス製、プラスチック製などがあります。

家でよく使うのはステンレス製とプラスチック製ですね、ステンレス製が一番使用頻度が高いです。

ステンレス製だったら大、中、小、それぞれ一つずつ揃えておきたいですね。

あと生クリームを泡立てる用にガラスのボウルは一つ欲しいです。

生クリームを泡立てるときステンレス製を使ってしまうとホイッパー(こちらもステンレス製)と擦れて黒ずみが出てしまい生クリームの中に黒いぶつぶつしたものが入ってしまいます。

それと泡立てる際氷にボウルをつけて冷やしながら泡立てるので(冷やしながらする方が生クリームがはやく泡立ちダレることもない)温度が伝わりやすいガラス製の方がオススメです。

ハンドミキサー

これがあるのとないのとではお菓子作りの楽さが全然違ってきます。

生クリームを泡立てたり、メレンゲを立てたりするのに使います。

ホイッパーがあれば自力で出来るのですがかなり時間と体力を使います。もちろん鍛えたいため自力でやるというのもありだとは思いますが

あくまで趣味で楽しみたい人なんかはわざわざそんな手間をかける必要はないです。それに自力でやるとメレンゲを泡立てるのでも失敗することもあるので

おまけ

7つの道具を紹介したのですがあと1つあったらいいなというものがあります。

クッキングシートです

型に敷いたり、鉄板に敷いたり、コルネを作ったりするのに使います。

これさえあれば型にいちいちバターを塗って粉をふるったりしなくて済むし、鉄板に敷く場合は何回か使えます。

非常に便利なのでオススメです。

まとめ

お菓子作りで最低限揃えておいた方がいい道具は

ホイッパー

ゴムベラ

オーブン

粉ふるい

ボウル

ハンドミキサー

の7つです。

おまけとしてはクッキングシートもオススメです。

これらの道具は専門店でなくても簡単に手に入るのでお菓子作りをはじめる前に道具を揃えておいてください。

慣れてきたり、レパートリーを増やしたいときにいろんな道具を買い足していってください。

お菓子作りの道具の専門店に行くと色々な道具が売っているので見ているだけでも楽しめますよ。

お菓子作りの基本が出来るようになったらぜひ、専門店に行って道具を吟味して自分に合ったものを見つけてみてください。

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