以前イギリスのお菓子を紹介したときにイギリスのお菓子で真っ先に紹介しようと思ったものがスコーンです。
元々日本でも人気だったのですが最近また人気が上がってきました。
イギリスの家庭菓子、作り方も簡単なのでわざわざ買いに行くのが面倒な時すぐに作れちゃいます。ポイントはオオカミの口とも呼ばれる側面にできるひび割れを作ることです。
スコーンは焼き立てが一番美味しいので是非作って食べてみてください。
材料
5cmの型8個くらい
薄力粉 173g
強力粉 87g
塩 2g
BP(ベーキングパウダー ) 8g
グラニュー糖 15g
バター 50g
生クリーム35% 10g
ヨーグルト 40g
卵 50g
表面に塗るようの牛乳 適量
ジャム 好きなものレモンカードでも美味しいです
クロテッドクリーム 大型スーパーとか製菓材料店に売ってます
下準備
●材料は粉類も含めて全部冷やしておく
●バターは細かく刻んでおく
●粉類とBPは合わせてふるう
●オーブンを190度に予熱しておく
粉、バター、BP、塩、砂糖を混ぜる
大きいボウルに入れてバターをカードで細かく刻んでいきます。決して練るように混ぜないでください。
ある程度細かくなったら手ですり合わせるようにして粉とバターをなじませます。全体的に黄色くなってバターの固まりが無くなれば大丈夫です。
もしフードプロセッサーがあったらこの工程は簡単に出来ます。
画像じゃわかりづらいのですが若干黄色味がでます。
卵、クリーム、ヨーグルトを入れる
卵、クリーム、ヨーグルトを入れた後もあまり混ぜすぎないようにしてください。それとあたたかくなるとバターが溶けて生地がダレてきてしまうので混ぜる動作は手早く行いましょう。
ここで生地がダレてしまうとオオカミの口が出来なくなってしまいます。
粉っけがなくなるまで混ぜてください。
台に生地を出して畳むようにして伸ばす
平らなところに一塊になった生地を出して手で伸ばし、畳んでまた伸ばすのを3回やってから3cmに伸ばします。
ここで練らないようにしてください。練ってしまうと膨らみにくくなってしまいます。
また生地がくっつくようでしたら、強力粉で打ち粉をしてください。打ち粉は台に粉をかるくふる感じです。
生地を伸ばして
畳む
抜き型で抜いて表面に牛乳を塗る
型は5cmの菊型で抜きましたがある程度大きさが変わっても大丈夫です。余った生地も勿体ないので適当に丸めて一緒に焼きましょう。
表面に牛乳を刷毛で塗ります。塗ることによって焼き色が綺麗につきます。
焼く
190度のオーブンで20分焼きます。残り時間7分くらいになったら反転すると均一に焼き色が付きます。
焼きあがったら完成です。
消費期限は作った当日です。食べきれない場合は冷凍保存してください。
スコーンを食べる際は是非お好きなジャムとクロテッドクリームを付けて食べてみてください。
まとめ
スコーンは簡易ブレッドとして作られたものなので結構お腹にたまります。またぱさぱさしたものなので紅茶と一緒に頂くとより美味しくなります。
イギリスだとスコーン、クロテッドクリーム、紅茶(ミルクティー)の組み合わせはクリームティーと呼ばれています。
このレシピのスコーン自体は甘くないので好みで何か追加しても楽しめます。私はドライのクランベリーを入れたスコーンが好きです。
スコーンの生地の配分もちょっと変えれば柔らかいものになったりもっと硬いものになったり、しっとりしたものになったりと簡単にアレンジできてしまうものなので好みのスコーンを作ってみてください。
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